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K.Bahari*; 三友 宏志*; 円城寺 太郎*; 長谷川 伸; 吉井 文男; 幕内 恵三
Die Angewandte Makromolekulare Chemie, 250, p.31 - 44, 1997/00
被引用回数:32 パーセンタイル:76.47(Polymer Science)生分解性ポリマーの成形加工中の熱分解を制御する研究の一環として、ポリ(3-ヒドロキシブチレート)(PHB)へのスチレンの放射線グラフト重合を行った結果、次のような知見を得た。1)前照射グラフト法により、グラフト率は重合温度及び線量を変えることにより、最高40%のものが得られた。2)低温で照射したPHBにスチレンモノマーを気相で導入すると、室温ですべてのラジカルが成長ラジカルに転換した。3)成長ラジカルは70Cという高い温度でも観察でき、グラフト重合とともに減衰した。4)グラフト物を310Cまで加熱して幹ポリマーのPHBを熱分解し、枝ポリマーを回収した。5)グラフト重合時間により後期のグラフト率の増加は、分子量の増加ではなく、分子鎖数の増加であった。